2011年4月25日月曜日

バード電子、デニム素材を使ったブックカバータイプのiPadカバー「DENIM ??

 バード電子が9月16日、デニム地のiPadケース「DENIM #1」を発売した。価格は6300円。

【拡大画像や他の画像】

 DENIM #1は、浅いポケットと2本のラバーベルトのみでiPadに取り付け、ディスプレイ側はフラップをかぶせるだけのカジュアルなiPadカバー。バイオ加工を施してビンテージ感のある風合いを出した14オンスのスーパージンバブエデニムを採用し、ポケット部は明るいブルーのやわらかなフェイクレザー「ジャックカリナ」を使っている。素材加工から縫製まですべて日本国内の工場で行っている。

 ケースを装着したままでDockコネクタが装着可能なほか、スピーカー部にはパンチング穴、ホームボタン部には目安となる小さな穴を開けている。【富永ジュン,ITmedia】


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メイプル rmt

引用元:くろネコ RMT

2011年4月19日火曜日

都心の朝、コンビニ強盗2件 同一犯か

 東京都中央区で20日、コンビニエンスストアに男が押し入る事件が2件起きた。現金の被害はなかったが、男の特徴が似ていることから警視庁は同一犯の可能性があるとみて調べている。

 20日午前10時半ごろ、東京都中央区日本橋茅場町の「ローソン茅場町3丁目店」で、パンとウーロン茶を持ってレジに来た男が突然アルバイトの女性(32)に
果物ナイフを突きつけ、「2万円を出せ」と脅迫。女性が断り事務所にいた男性店長が現れると、持っていたパンなど(計345円)を奪い逃走した。警視庁中央署は強盗事件として捜査している。

 その15分前には、約1キロ離れた同区日本橋箱崎町の「サンクス日本橋箱崎店」に男が押し入り、店員に刃物を突きつけ「3万、3万」と脅迫したが、何も rmt アトランティカ
取らずに逃走した。

 警視庁によると、男はいずれも20?30代で、身長170?180センチ、黒っぽい半袖シャツと黒っぽいズボン姿だった。

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引用元:RMT

2011年4月8日金曜日

東京外為市場?15時=ドル93円後半、実需のドル買いが下支え

       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円
午後3時現在 93.93/98  1.3370/77  125.61/63
正午現在   93.79/80  1.3373/75  125.43/45
午前9時現在 93.88/89  1.3394/96  125.73/75
NY17時現在 94.00/03  1 ルイヴィトン
.3394/98  125.72/77
 [東京 27日 ロイター] 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点にくらべ若干ドル安の93円後半。売買が交錯するなか、米ゴールドマン?サックス<GS.N>の公聴会や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、短期筋は売りが優勢となる一方、朝方は年金筋によるドル買いが見られたほか、こ LV バッグ
の日のスポット取引が月末決済となるため、午後に入って輸入業者のドル買いも散見され、ドルの下値が支えられた。 
 市場では、「ゴールドマンの公聴会やFOMC、日銀金融政策決定会合などを控え、いったん下方向へ調整したいという参加者が多い」(邦銀)との指摘が聞かれる。ただ、「米長期金利が依然高止まりしているので、大きく下押しする感じ CHANEL
はしない」(同)という。
 午後3時までの取引では、ドル/円が93.73―94.04円のレンジ、ユーロ/ドルは1.3364―1.3417ドルの値幅となった。クロス円では円が反発。豪ドル/円が海外市場でつけた1年半ぶり高値の87円後半から一時86円半ばへ、カナダドル/円が同94円半ばから一時93円半ばへ売られた。英ポンド/円も同3
カ月ぶり高値の145円後半から一時144円半ばへ下落した。
 <日銀展望レポートが早くも話題に>
 市場では30日に日銀が公表する展望リポートが早くも話題を呼んでいる。同日には日銀政策決定会合も予定されているが、「決定会合よりむしろ展望リポートに注目が集まっている。もしも、物価や成長率の見通しが上昇修正されれば、(日銀の)追
加緩和観測が後退し、円高に振れる可能性がある。ドルの下値は92.50円程度を見込んでいる」と東海東京証券?トレーディンググループ?マネージャーの二瓶洋氏は言う。
 大和総研の武藤敏郎理事長(前日銀副総裁)は27日、日銀の展望リポートが、先行きプラスの物価見通しを出したとしても「物価安定の理解」で望ましい物価上昇率を1%程度として
いることが、この先の金融緩和維持を正当化するとした。
 さらに、金融市場の動きに対して金融政策でのファインチューニングは非常に効果的だと指摘、ファンダメンタルズに合わない円高に日銀が対応することは本来の金融政策と考えてよいと述べた。
 市場の一部には、日銀の金融緩和維持は、出口政策を進める諸外国との金利差を広げ、間接的に円高
抑止の効果をもたらしているとの見方があるが、武藤理事長の見解はこうした見方に合致するもの。
 また、武藤氏は、景気回復に向けて消費者物価のプラス転嫁が展望できる状況にあるとしても、それだけでデフレ脱却と言うのは適切ではなく、今の状況で政府?日銀ともに追加の政策が必要との認識を示した。
 <米利回り、ゴールドマン>
 米連邦
準備理事会(FRB)は27、28日の両日、FOMCを開く。結果は日本時間29日の午前3時15分頃に明らかになる予定。
 米国債10年物の利回りは3.7976%で、ニューヨーク市場終盤の3.8090%から小幅低下。 
 市場では、今回のFOMCで景気判断を上昇修正する可能性が高い、との声が出ている。また、危機対策で導入したゼロ
金利は、引き続き、長期にわたり据え置く方針を維持するとの見方が大勢だ。
 前回3月のFOMC声明では雇用情勢の底入れに言及した。しかし、バーナンキFRB議長はその後も、高い失業率や不動産市況の低迷に懸念を示し、慎重な姿勢を堅持しており、米景気が自律的回復を始めるまで、金融政策による景気下支えを続ける意向を明確にしている。
 
他方、FRBは金融危機対策の一環として実施していた大量のモーゲージ担保証券(MBS)の買い入れを3月末で打ち切った。今後は出口戦略の一環として保有するMBS(1兆ドル超)を売却するか、売却するとすればどのようなペースで進めるかが焦点となっている。FRBがMBSの売却を急ピッチで進めれば、これまで支援してきたMBS市場を圧迫し、住宅
ローン金利の上昇につながるおそれもある。 
 上院常任調査小委員会のカール?レビン委員長は26日発表した文書で、金融大手ゴールドマン?サックスの幹部を招いて開く27日の公聴会では、同社をケーススタディー(事例研究)の対象とし、「投資銀行が金融危機で果たした役割」を解明することが狙いだと指摘した。
 レビン委員長は、調査の結果、
ゴールドマンが住宅ローン市場の下落を見込んで金融商品を大量に売り立て、下落した後に巨額の利益を得たことが判明したと指摘した。
 (ロイター 森佳子記者)

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引用元:Perfect World rmt

2011年3月28日月曜日

「シールオンライン」,2次職のイメージを公開&アイテム


「シールオンライン」 待望の転職システムイメージ大公開!
ラビキャチャー「ハロウィーン仕様」へ大変身!
ハロウィーン記念 アイテム無料サービスタイムのご案内!

株式会社YNK JAPAN(ワイエヌケージャパン、代表取締役:チェ?ジョング)は、当社にて運営するMMORPG「Seal Online(シールオンライン)」において、入手した2次転職キャ
ラクターイメージ公開と「ハロウィーン」仕様へと変ったラビキャチャー変更施策、ハロウィーン記念突発施策をお知らせいたします。

src="http://www.4gamer.net/games/009/G000915/20071012012/TN/001.jpg">

注意:実装時にはイメージが異なる可能性があります。

1.2次転職「 対人向け 」「 モンスター討伐向け 」の2種類グラフィックを初公開!

騎士タイプA  騎士タイプB
タイプAは青き鎧をまとい、頭にあるバイザーが印象的。
タイプBは、黄
金の鎧に包まれ、数々の場所にある十字の紋章が特徴。

剣士タイプA  剣士タイプB
タイプAは闇の炎のような鎧と頭にある角が特徴、目に関しては両方の色が違う。
タイプBは、見た目が緑竜の鱗をイメージしていそうな鎧。

僧侶タイプA  僧侶タイプB 
タイプAは僧侶とは思えぬ鎧をまとい、攻撃的なイメージがある。
タイプBは高等 RF rmt
司祭のような聖堂服イメージがある。だが服は動きやすそうだ。

魔法士タイプA(ファイヤー)  魔法士タイプB(アイス)
タイプAは、荒ぶる炎をイメージした印象が受けられる、攻撃的な衣装が特徴。
タイプBは、落ち着きを持った氷をイメージした印象が受けられる、涼しいイメージ。

鍛冶士タイプA  鍛冶士タイプB
タイプAは肩の鎧 LV 激安
やガントレット、ズボンからみて、戦闘強化型のような印象を受ける。
タイプBは発明家のようなイメージがあり、頭のネコのような帽子が特徴的。

芸人タイプA  芸人タイプB
タイプAは暗殺者(アサシン)の印象が強い、赤いマフラーがカッコいい。
タイプBは芸人の花形スターのような印象、頬のペイントの涙が前職を思い出させる。

2. Tera rmt
突発!ラビキャッチャーアイテム大変身!

ハロウィーンスペシャルと言う事で
大人気のラビキャッチャーが、急遽ハロウィーン仕様に!
様々なハロウィーン用のアイテムが盛りだくさん!

★変更アイテム
今回ハロウィーン仕様となり、入れ替えが行われるアイテムは
ハロウィーンにぴったりなアイテムばかりが勢ぞろい!
様々なコスチ リネ2 rmt
ュームや装備を着て
お菓子をくれない人にイラズラしてあげましょう!

?呪の人形セット
「頭、服(胴)、服(脚)、靴」ランダムで一個
呪われている人形の服、人を襲わない様に注意しよう!

class="clear_both" />
?光学迷彩セット
「スーツ(胴)、スーツ(脚)、ブーツ」ランダムで1個
透明になれる魅力のスーツ、背後から驚かせてみよう!


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?スクリーム仮面
物凄い顔をしている仮面。
悲痛な叫びが聞こえてきそう。


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?キョンシーの帽子
お札を貼られ、不死者にされてしまった者の帽子。
かぶると、ピョンピョン跳ねながら移動できるかもしれない!


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?狼仮面
血まみれの恐ろしい狼の仮面。
恐怖のあまり、お菓子を差し出して許してもらおう!



?アビスの仮面
悪魔であるアビスの仮面。
こんな顔で睨まれたら、お菓子を素直に差し出すしかない。


その他に、コスチュームもハロウィーン仕様の
スケルトンタイツ(7日間)、呪いのコスプレセット(7日間)
お化けコスプレセット(7日間)など
ハロウィーン一色に染まるラビキャッチャー。
さぁ、あなたもハロ
ウィーンを楽しもう!


3.ハロウィーン記念 アイテム無料サービスタイムのご案内!


ハロウィーンをさらに楽しく迎えて頂く為、弊社では、ゲームイベント「飴を狩るものた
ち編」のサポート企画、“アイテム無料であげちゃいます”を行なう予定です。

配布日時 : 2007年10月13日(土)、10月14日(日) 21?23時の間に、公式サイトへログインなさった全ユーザー様に、「祝福された金の福袋(1時間)」を1個無料で配布します。

詳細は公式サイトtarget="_blank">こちらをごらんください。

その他、「秋葉原エンタまつり」10/20(土)参加方法のお知らせや各種イベントおよびキャンペーンが絶賛開催中です。

(1)「秋葉原エンタまつり」10/20(土)参加方法のお知らせにつきましては、こちらをご
覧ください。
(2)絶賛開催中のハロウィーンキャンペーンにつきましては、こちらをご覧ください。
(3)アイテムモール [マヤの秘技]の5+1セット登場!につきましては、こ
ちら
をごらんください。

引用元:ル·シエル·ブルー(Le Ciel Bleu) 情報局

2011年3月23日水曜日

「新?天上碑」アイテムがもらえる友達紹介&初心者応援







LV 財布



新?天上碑
配信元ゲームオン 配信日2008/09/19

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

中国武侠MMORPG『新?天上碑』
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紹介された人、紹介した人、新しく始めた人にアイテムがあたる!
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「初めての新?天上碑特得キャンペーン」を実施!

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株式会社ゲームオン[本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:李相助?(イ?サンヨプ)]が運営するMMORPG(Massively Multi Player Online Role Playing Game / 多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)『新?天上碑』では、2008年9月20日(土)から11月3日(月)まで、期間中に新規アカウントを作成した人が一定の条件を満たすと様々なアイテムがもらえる「初めて
の新?天上碑特得キャンペーン」を実施いたします。本キャンペーンは、「友達紹介キャンペーン」と「初心者応援キャンペーン」の2つで構成されています。

 

「友達紹介キャンペーン」は、期間内にお友達から紹介されて新規アカウントを作成した方がゲーム内にログインすると、もれなく序盤の冒険を助ける回復アイテム[初期所持肉]1,000個が授与されるものです。更に、紹介された方が期間中にヴァーチャルポイントGEM(ジェム)を購入した場合、紹介された方だけではなく紹介した方にも、気力ステータスが回復す
る[天地救丸丹]1個と、キャラクターの成長を助けるペットを召喚できるレアアイテム[守護牌昇級5]がもらえる抽選の権利をプレゼントいたします。

 

もう1つの「初心者応援キャンペーン」は、期間内に新しくアカウントIDを作成した方の最高名声キャラクターが100?200?300?400の名声を達成する度に、もれなく様々な便利アイテムをプレゼントする内容となっております。更に、紹介ではなく単独で新しくアカウントIDを作成された方が期間中にGEMを購入した場合、もれなく[天地救丸丹]1個を授与いたします
。



また、2008年9月20日(土)から10月5日(日)までの期間、クレジットカードでGEMを購入すると、  GEM購入額に対して5%のサービスポイントをプレゼントする「クレジットカード5%還元キャンペーン」を別途開催いたします。










  初めての新?天上碑特得キャンペーン 実施概要



◇期間

2008年9月20日(土)0:00 ? 11月3日(月)23:59



◇内容

?「友達紹介キャンペーン」と「初心者応援キャンペーン」の2つの内容で構成されています。

?いずれのキャンペーンも、対象の方が特定の条件を満たしたときに、アイテムをプレゼントします。



<友達紹介キャンペーン> 

















※1 複数のお友達を紹介して頂いた場合、条件を満たしたお友達の数だけ、プレゼントを獲得することができます

※2 [守護牌昇級5]は4種類の中からお選びいただけます。

※3  [守護牌昇級5]は各サーバで抽選を行い、紹介した方?された方1組ずつ、合計7組14名様にプレゼントします。





<初心者応援キャンペーン> 

対象:期間中に新規アカウントを作成した方

















※4 「友達紹介キャンペーン」でお友達から紹介された方は、「初心者応援キャンペーン」の[天地救丸丹]のプレゼント対象とはなりません。ご注意ください。

(期間中にGEMを購入した場合、プレゼントされる[天地救丸丹]は最大1個となります)





クレジットカード5%還元キャンペーン 実施概要



◇期間

2008年9月20日(土)0:00 ? 10月5日(日)23:59



◇対象

期間中に、「クレジットカード」でGEMを購入された方



◇内容

期間中に購入されたGEM総額の5%分を、サービスポイントとして還元いたします。



<友達紹介キャンペーン 特設ページURL>

http://www.tenjouhi.jp/member/campaign/beginner2008/index01.asp



<初心者応援キャンペーン 特設ページURL>

http://www.tenjouhi.jp/member/campaign/beginner2008/index02.asp



<クレジットカード5%還元キャンペーン特設ページURL>

http://www.tenjouhi.jp/member/campaign/card_3rd/





■『新?天上碑』公式サイト

http://www.tenjouhi.jp/

引用元:SEO分析

2011年3月3日木曜日

“豪華すぎる”モバイルノート「VAIO Z」を徹底検証する(後編)

 モバイルノートPCの常識を打ち破るハイパフォーマンスが魅力的な新型「VAIO Z」。レビューの後編は、実際の性能やバッテリー駆動時間、放熱性、静音性をテストする。

【表:今回テストしたVAIO Zの基本スペック】 【拡大画像や他の画像】

 ソニーが3月6日に発売する新生「VAIO Z」は、1キロ台前半の可搬性が高いボディに、13.1型フルHD液晶ディスプレイをはじめ、通常電圧版のモバイル向けCore i7、RAID 0構成のクアッドSSD、グラフィックスメモリ1Gバイト付きの外部GPU、Blu-ray Discドライブなど、驚きのハイパフォーマンスを搭載可能なハイエンドモバイルノートPCだ。

 先に掲載したレビューの前編では、旧モデルから強化されたポイントを押さえつつ、ボディデザインや基本スペック、通信機能、拡張性、液晶ディスプレイの品質、キーボードやタッチパッドの使い勝手を確認した。

 レビューの後編では、VAIO Zがウリとするパフォーマンスを中心に、バッテリーの駆動時間、動作時におけるボディの発熱や内蔵ファンの騒音といった、モバイルノートPCに求められる能力をじっくりテストしていく。

 テストした
のは前編と同様、ハイスペックな構成のソニースタイル直販VAIOオーナーメードモデル「VPCZ11AFJ」と店頭販売向け標準仕様モデル「VPCZ119FJ/S」の試作機、そして従来の標準仕様モデル「VGN-Z73FB」を加えた3台だ。

 直販モデルと店頭モデルの違いはもちろん、旧モデルとの差も併せてチェックしていきたい。ただし、今回テストしたのは製品版に近い試作機で、実際の製品とは異なる可能性がある点はあらかじめお断りしておく。

●計3台の新旧「VAIO Z」を横並びでテスト

 テストの前に、今回集めた3台のスペックをおさらいしておこう。

 直販モデルのVPCZ11AFJはかなりハイスペックだ。CPUはCore i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz/3次キャッシュ4Mバイト)、メインメモリは4GバイトDDR3 SDRAM(2Gバイト×2/PC3-8500)、データストレージは合計256GバイトのSerial ATA SSD(64GバイトSSD×4によるRAID 0構成)
、光学ドライブはBlu-ray Discドライブ、液晶ディスプレイの解像度は1920×1080ドットとなっている。

 店頭モデルのVPCZ119FJ/Sは、CPUにCore i5-520M(2.4GHz/最大2.93GHz/3次キャッシュ3Mバイト)、メインメモリに4GバイトDDR3 SDRAM(2Gバイト×2/PC3-8500)、データストレージに合計128GバイトのSerial ATA SSD(64GバイトSSD×2によるRAID 0構成)、光学ドライブにDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイに1600×900ドット表示の液晶を採用している。

 どちらのモデルもチップセットはIntel HM57 Express、外部GPUはNVIDIA GeForce GT 330M(専用グラフィックスメモリ1Gバイト)を装備している。また、Core i5/i7はグラフィックス機能のIntel HD GraphicsをCPU側に統合し
ているが、VAIO Zでは独自の「ダイナミック?ハイブリッドグラフィックス」機能により、この消費電力が低いIntel HD Graphicsと、高性能な外部GPUのNVIDIA GeForce GT 330Mを状況に応じて使い分けることが可能だ。

 一方、従来の店頭モデルであるVGN-Z73FBは、CPUがCore 2 Duo P9700(2.8GHz)、チップセットがIntel GM45 Express(グラフィックス機能のIntel GMA 4500HMDを内蔵)、外部GPUがNVIDIA GeForce 9300M GS(専用グラフィックスメモリ256Mバイト)、データストレージが500GバイトHDD(5400rpm)と、新モデルより世代が1つ前のアーキテクチャを用いている。

今回テストしたVAIO Zの基本スペック  
製品名   VPCZ11AFJ(直販モデル)   VPCZ119FJ/S(店頭モデル)   VGN-Z73FB(旧?店
頭モデル)
発売日   2010年3月6日   2009年10月22日
OS   64ビット版Windows 7 Home Premium
CPU   Core i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz)   Core i5-520M(2.4GHz/最大2.93GHz)   Core 2 Duo P9700(2.8GHz)
メインメモリ   4GバイトDDR3 SDRAM(2Gバイト×2/PC3-8500)
チップセット   Intel HM57 Express   Intel GM45 Express
外部GPU   NVIDIA GeForce GT 330M   NVIDIA GeForce 9300M GS
外部GPUのグラフィックスメモリ   1Gバイト   256Mバイト
液晶ディスプレイ   13.1型ワイド arad rmt
(1920×1080ドット)   13.1型ワイド(1600×900ドット)   13.1型ワイド(1366×768ドット)
データストレージ   256GバイトSSD(64Gバイト×4、RAID 0)   128GバイトSSD(64Gバイト×2、RAID 0)   500GバイトHDD(5400rpm)
光学ドライブ   Blu-ray Discドライブ   DVDスーパーマルチドライブ
天面カラー   プレミアムカーボン   シルバー   ブラック
パームレスト   ブラック   シルバー   ブラック
無線WAN   ?
WiMAX   IEEE802.16e-2005準拠(最大受信速度20Mbps/最大送信速度6Mbps)   ?
無線LAN   IEEE802.11a/b/g/n準拠(最大送受信速度300Mbps)   IEEE802.11a/b/g/n準拠(最大受信速度300Mbps/最大送信速度 アラド rmt
150Mbps)
ノイズキャンセリングヘッドフォン   付属   ?
指紋センサー   搭載
TPMセキュリティチップ   搭載   ?   搭載
FeliCaポート   搭載(Ver.2.0)   搭載(Ver.1.0)
Webカメラ   搭載
USB/IEEE1394   USB 2.0×3   USB 2.0×2/IEEE1394×1
キーボード   日本語配列
キーボードバックライト   搭載   ?
バッテリー   Sバッテリー
ACアダプタ   標準ACアダプタ
オフィススイート   ?   Office Personal 2007
セキュリティ対策ソフト   マカフィー?PCセキュリティセンター(60日間限定版)
動画/静止画/音楽編集ソフト   Photoshop Elements 8 & Premiere Elements 8(いずれも30日間体験版)   Photoshop Elements 7 &
Premiere Elements 7(いずれも30日間体験版)
日本語入力ソフト   ATOK 2009 for Windows(30日間限定版)
保証サービス   3年間保証<ベーシック>   1年間保証
価格   31万6800円(直販価格)   24万円前後(予想実売価格)   21万円前後(発売時の実売価格)
 
 
●Windowsエクスペリエンスインデックスのスコア

 まずは、パフォーマンステストの結果からチェックする。VAIO Zには描画性能を切り替えるダイナミック?ハイブリッドグラフィックス機能があるため、テストは外部GPUのNVIDIA GeForce GT 330Mを使用した場合(AUTOモード/ACアダプタ接続時 ※SPEEDモードと同等)と、CPU統合グラフィックス機能のIntel HD Graphicsを使用した場合(AUTOモード/バッテリー駆動時 ※STAMINAモードと同等)の両方で行った。

 Windowsエクスペリエンスインデ
ックスの結果を見ると、プライマリハードディスクのスコアでSSDのパフォーマンスが高く評価されているのが分かる。合計128GバイトのデュアルSSDを内蔵したVPCZ119FJ/Sでは7.3、合計256GバイトのクアッドSSD構成を内蔵したVPCZ11AFJに至っては7.6と、スコア上限の7.9に近い高い値が得られた。500GバイトHDD(5400rpm)を搭載するVGN-Z73FBのスコアも5.9と悪くはないが、新モデルの2台とは大きく差が開いている。

 次に高い値が出たプロセッサのスコアは、CPUのグレードが素直に現れた。Core i7-620M(2.66GHz/最大3.33GHz)を装備したVPCZ11AFJは6.9、Core i5-520M(2.4GHz/最大2.93GHz)採用のVPCZ119FJ/Sは6.7を獲得しているが、VGN-Z73FBも2.8GHzと高クロックのCore 2 Duo P9700を備えているため、スコアは6.4と新モデルに引き離されていない。


 グラフィックス関連のスコアは、ダイナミック?ハイブリッドグラフィックス機能の設定によって大きな差が生じる部分だ。NVIDIA GeForce GT 330Mと1Gバイトの専用グラフィックスメモリを採用したVPCZ11AFJとVPCZ119FJ/Sは、モバイルノートPCでありながら、グラフィックスとゲーム用グラフィックスの両方で6.3とかなり高いスコアが出た。従来のVAIO Zは、外部GPUのNVIDIA GeForce 9300M GSがほかのコンポーネントに比べて少し見劣りする印象だったが、新モデルでは描画性能がしっかり改善されている。

 新モデルのCPU統合グラフィックス機能であるIntel HD Graphicsについても注目したい。旧モデルのチップセット内蔵グラフィックス機能であるIntel GMA 4500HMDと比較して、3D描画性能や動画の再生支援機能が底上げされ、特にゲーム用グラフィックスのスコアは大差が付いた。もちろん、外部GPUを使わなくてもWindows 7の基本操作は快適にこなせる。

●PCMark05、PCMark
Vantage(x64)のスコア

 次にアプリケーションベースの定番ベンチマークテストであるPCMark05とPCMark Vantage(x64)を実行し、システム全体のパフォーマンスを確認した。

 PCMark05は旧世代のテストで、最新CPUに追加された機能などがスコアに直結しにくく、その多くがシングルスレッドで行われることもあり、CPUやMemoryのスコアは新旧モデルでそれほど大きな差が見られない。しかし、Graphicsのスコアは2倍近く、HDDのスコアでは4.5倍以上も新モデル2台が旧モデルを上回り、明暗が分かれた。VPCZ11AFJとVPCZ119FJ/SのHDDスコアは、2万6000以上という驚異的な値をたたき出しており、RAID 0によるデュアルSSD/クアッドSSDの高速性を見せつけている。デュアルSSDはクアッドSSDと同レベルのスコアを獲得しており、健闘が目立つ。

 世代が新しいテストのPCMark Vantage(x64)では、新旧モデルの差がより開いた。グラフィックスとデータストレージの性能が大き
く作用するGamingでは約2.5倍、データストレージのみを評価するHDDでは4.5倍以上も新モデル2台が旧モデルに勝っている。また、MusicやProductivityについてもデータストレージの性能が反映され、新モデル2台が旧モデルを圧倒した。PCMark Vantageではマルチスレッドへの最適化も進んでいるが、それよりもデータストレージの違いが最も結果に影響したといえる。

 さらに、総合スコアのPCMarkやCommunicationsでは、Core i5/i7(開発コード名:Arrandale)で追加された新命令であるAES-NI(Advanced Encryption Standard-New Instruction)が有効なAESのデータ暗号化/複合化処理も含まれるため、やはり新モデル2台が飛び抜けている。

●CrystalDiskMark 2.2、PCMark05/PCMark Vantage HDDテストのスコア

 以上のテスト結果を大きく左右したデータストレージの性能については、
CrystalDiskMark 2.2(ひよひよ氏作)と、PCMark05およびPCMark VantageのHDD関連テストを実行し、より詳しく調べた。

 データストレージのリード/ライト性能を調べるCrystalDiskMark 2.2は、VPCZ11AFJが突出したスコアを記録した。RAID 0構成のクアッドSSDによって、シーケンシャルリードで578.4Mバイト/秒、シーケンシャルライトで418.2Mバイト/秒とSerial ATA(転送速度300Mバイト/秒)の壁を越えた速さを発揮したことに加えて、ランダムリード/ライトも抜群に速い。それに続くデュアルSSDのVPCZ119FJ/Sも、モバイルノートPCとしては抜きん出たパフォーマンスを実現しているのが分かる。もはやHDDとは段違いの性能だ。

 一方、Windowsやアプリケーションの起動、標準的なアプリケーションによるデータの読み書きなどをシミュレートするPCMark05/PCMark VantageのHDD関連テストでは、違った傾向が見られた。デュアル/クアッドSSD
搭載の新モデル2台がHDD搭載の旧モデルを圧倒しているのは変わらないが、デュアルSSDとクアッドSSDのパフォーマンスに大きな差が出ていない。

 全般的にクアッドSSD搭載のVPCZ11AFJが優勢だが、データサイズが異なるランダムリード/ライトが頻繁に発生するような状況では、デュアルSSDでクアッドSSDに匹敵する(場合によっては上回る)性能が得られるケースもあるという結果になった。予算に余裕があればクアッドSSDは実に魅力的な選択肢だが、128GバイトのデュアルSSDでも新型VAIO Zらしいスピードは十分味わえるため、デュアルSSDは買い得感がなかなか高いといえる(ただし、購入後にクアッドSSD構成に増設することはできないので、ここは大きな悩みどころだ)。

 なお、試作機を使用した感覚としては、デュアルSSDのVPCZ119FJ/Sでも実に快適にOSやアプリケーションの操作が行えた。ハイスペックなデスクトップPCのように、モバイルノートPCでWindows 7がキビキビと動作するのは何とも心地がいい。さらにクアッドSSDのVPCZ11AFJでは、ファイルのコピーや解凍、アプリケーションの導入や削除といった操作が機
敏で、まさにストレスフリーといった印象を受けた。

●3DMark06、各種ゲームベンチマークソフトのスコア

 データストレージに続き、大幅にアップグレードしたグラフィックス機能についても調べていこう。まずは3D描画性能を総合的に評価する3DMark06と、定番ゲームベンチソフトのFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3を実行した。

 DirectX 9世代のテストとなる3DMark06では、やはりNVIDIA GeForce GT 330Mと1Gバイトの専用グラフィックスメモリを備えたVPCZ11AFJとVPCZ119FJ/Sが大きくリードした。GPU性能が影響しないCPUのスコアはCPUのグレードに準じた結果となったが、総合スコアの3DMarksでは約2.7倍も前モデルのVGN-Z73FB(NVIDIA GeForce 9300M GSと256Mバイトの専用グラフィックスメモリを実装)を上回っている。

 
VPCZ11AFJとVPCZ119FJ/SのCPUに統合されたIntel HD Graphicsと比較した場合、NVIDIA GeForce GT 330Mを用いることで、総合スコアは3倍以上にアップすることになる。もっとも、外部GPUを使わない場合についてもIntel HD GraphicsはVGN-Z73FBのチップセット内蔵グラフィックス機能(Intel GMA 4500HMD)に比べてワンランク上の3D描画性能を確保しており、CPU性能も加味した3DMarksではNVIDIA GeForce 9300M GSに迫っている。

 FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3はDirectX 8.1世代の古いテストなので、GPUの世代による差が大きく現れていない。NVIDIA GeForce 9300M GSを搭載した前モデルのVGN-Z73FBであってもLowの設定では8730と高いスコアだったため、この程度のゲーム
であれば快適にプレイできる。さらにVPCZ11AFJとVPCZ119FJ/Sは、Highの設定でも高いスコアを維持している点に注目だ。

 VAIO Zをゲームマシンに使うユーザーは少ないだろうが、その3D描画性能は侮れないため、外部GPU限定でより世代が新しいゲームベンチマークソフトのSTREET FIGHTER IV BenchmarkとBIOHAZARD 5ベンチマークも試してみた。STREET FIGHTER IV Benchmarkの設定は、初期状態から垂直同期をオフにし、フルスクリーンモードに変更している(解像度は1280×768ドット)。BIOHAZARD 5ベンチマークの設定は初期状態のままで、DirectX 10対応版のベンチマークAを実行した。

 これらのテストは新旧モデルで明らかな違いが出た。VPCZ11AFJとVPCZ119FJ/SはSTREET FIGHTER IV BenchmarkのスコアでRANK A(とても快適にプレイ可能)、アベレ
ージで約76fpsを獲得。CPU性能の影響が大きく、マルチスレッドに最適化されたBIOHAZARD 5ベンチマークについても約40fpsを確保でき、評価としてはB(一部重くなるが問題なく動作)だった。解像度を上げたり、エフェクトを付加するのは厳しいが、デフォルトの状態ならばプレイ可能といえる。

 旧モデルのVGN-Z73FBは、STREET FIGHTER IV Benchmarkのスコアが平均9.33fps/RANK E(スペック不足)、BIOHAZARD 5ベンチマークのスコアが6.7fps/評価C(動作が重くプレイに支障がある)にとどまり、どちらも描画が追いつかず、まったくプレイできない状態だ。

●設定によるバッテリー駆動時間の違い

 パフォーマンス面で目覚ましい進化を遂げたVAIO Zだが、その一方で気になるのがバッテリーの持ちだろう。新モデルのバッテリー駆動時間は、付属の標準バッテリー(6セル/10.8ボルト 5200mAh 57ワットアワー)で最長約7.5時間、別売のLバッテリー(9セル/10.8ボルト 7800mAh 85ワットアワー)
で最長約11時間とされており、旧モデルに比べて標準バッテリーで約1.5時間、Lバッテリーで約2.5時間短くなった。ちなみに旧モデルのバッテリーは標準タイプが10.8ボルト 5400mAh、Lタイプが10.8ボルト 8100mAhと新モデルより少し容量が大きい。

 そこで新旧モデルで設定を統一し、実際のバッテリー駆動時間を比較してみた。テストは、動画再生とWebブラウズを想定した2パターンで行っている。動画再生のテストは1080pのWMV HDファイルをバッテリーが切れるまで連続再生した。Webブラウズのテストはバッテリー駆動時間計測ソフトのBBench 1.01(海人氏作)を用いている。BBenchの設定は、10秒ごとにキーボード入力、60秒ごとに無線LAN(IEEE802.11g)によるインターネット巡回(10サイト)を行うというものだ。

 VAIO Zの設定は下のグラフ内に示した通り、ダイナミック?ハイブリッドグラフィックスの動作モード、Windows 7の電源プラン、液晶ディスプレイの輝度を変更し、設定によって駆動時間がどのように変わるかをチェックした。BBenchについては、新モデル2台に限りオプションのL
バッテリー装着時の駆動時間も計測している。そのほか、自動輝度調整やキーボードバックライトはオフ、放熱制御はバランス、音量は50%(ヘッドフォン装着)、Bluetoothはオン、光学ドライブは自動電源オフに設定した。

 WMV HD動画の連続再生では、旧モデルのVGN-Z73FBが2時間32分と最も長く駆動した。店頭モデルのVPCZ119FJ/Sもそれに肉薄する2時間27分という結果が得られており、スタミナは同レベルといえる。ハイスペックな直販モデルのVPCZ11AFJでは2時間16分まで駆動時間が短くなったが、VPCZ119FJ/Sとの差は10分しかない。

 BBench 1.01の結果は公称スペックと異なり、VPCZ119FJ/SがVGN-Z73FBをわずかながら逆転している。この原因としては、テスト時(室温は23?24度)にVGN-Z73FBのほうがファンを高速回転させていることが多かったこと、液晶ディスプレイの輝度を同じ値(%)にセットしてもVGN-Z73FBのほうがVPCZ119FJ/SとVPCZ119FJ/Sより少し明るいこと、
高い負荷がかかっていない場合のシステム全体における電源管理の違いなどが考えられる。

 ちなみに、国内メーカーが公称のバッテリー駆動時間として幅広く採用している「JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver.1.0)」は、液晶ディスプレイの最低輝度が低ければ低いほど有利な測定法だ。旧モデルのVGN-Z73FBは液晶ディスプレイの最低輝度がVPCZ119FJ/SやVPCZ119FJ/Sより低く設定できるが、これが公称のバッテリー駆動時間に少なからず影響していると予想される。この測定法は2001年に定められたもので、昨今のモバイルノートPCの利用スタイルからかけ離れているため、そろそろ改訂してほしいところだ。

 さて、BBench 1.01のテスト結果に話を戻すと、CPU統合グラフィックスを用いた場合、VPCZ119FJ/Sは標準の設定(電源プランは「バランス」、ディスプレイ輝度は64%)で5時間58分、Lバッテリー装着時であれば9時間13分もの長時間駆動が行えた。VPCZ11AFJは標準の設定で5時間7分、Lバッテリー装着時で8時間23分となっており、VPCZ119FJ/Sのほうが50分ほど長く駆動できる計算だ。


 外部GPUを使って最大輝度で運用した場合はバッテリー駆動時間がかなり短くなるが、電源プランを「省電力」にセットし、輝度を40%まで下げた場合はVPCZ119FJ/Sで25分、VPCZ11AFJで36分標準設定より長く駆動できた。さらに少しでもバッテリー駆動時間を延長したい場合は「VAIO省電力設定」で、表示色を32ビットから16ビットに、リフレッシュレートを60Hzから40Hzに変更したり、「VAIOの設定」で「スタミナ壁紙」を設定したりするなどの手もある。

 なお、今回のテストでは条件をそろえるためオフに設定したが、新型VAIO Zは照度センサーによる液晶ディスプレイの自動輝度調整機能が備わっているため、普段はこれを利用することで、必要以上に高輝度の設定で使い続けてバッテリー駆動時間を損ねてしまうことが避けられるだろう。

 モバイルノートPCにどれくらいのバッテリー性能を望むかは利用スタイルによって異なるが、この結果から新型VAIO Zはパフォーマンスと本体重量、そしてバッテリー駆動時間までも含めたバランスが非常に高いレベルで取れていることが分かった。

●ボディ各部の表面温度

 パフォーマンスの向上
で気になる動作時の発熱もチェックした。新旧3台のVAIO Zを樹脂製のデスクに離して設置し、ボディ各部で最も高温になる場所の表面温度を放射温度計で計測した。計測したのは、Windows 7の起動から30分間アイドル状態で放置した場合と、そこからシステムに高い負荷がかかる3DMark06のデモを30分間実行し続けた場合の2パターンだ。

 VAIO ZにはACアダプタを接続し、グラフィックス機能はより温度が上がるように外部GPUを利用した。液晶ディスプレイの輝度は最大、ワイヤレス通信機能はオン、音量は半分(ヘッドフォン接続)に統一している。テスト時の室温は約23?24度だ。

 テスト結果は新旧モデルで傾向が分かれた。新モデル2台はパームレストを樹脂製の別パーツで仕上げているため、内部の熱が表面に伝わりにくく、アイドル時はもちろん、高負荷時でも25?27度と温度がほとんど上がらず、手のひらに不快な熱を感じることはなかった。

 ハイスペックな直販モデルのVPCZ11AFJは、全体的に店頭モデルのVPCZ119FJ/Sより少し発熱しやすく、触り比べてみると確かに温度の違いが分かるが、発熱量の差に目くじらを立てるほどではない。

 新モデル
はキーボードやタッチパッドも含め、ボディの表側が旧モデルのVGN-Z73FBより総じて低温だったが、CPUや外部GPUが位置する底面の左側(排気口付近)は新モデル2台のほうが熱くなりやすかった。

 机上で使う場合は問題ないが、ヒザの上などで長時間利用すると、体温がPCを温めてしまい、よりボディが高温になりがちなので注意したい。特に夏場のモバイルシーンなどでは環境温度もかなり上がるので、軽量ボディに高性能を凝縮し、Core i5/i7のIntel Turbo Boost Technologyにも対応したVAIO Zでは、普段から排気口周辺をふさいだりせず、高温の環境で長時間使い続けないよう心がけたほうがいいだろう。

 今回のテスト結果から、新型VAIO Zはパフォーマンスの向上やボディの薄型化を実現していながら、優れた放熱性も兼ね備えているといえる。

●動作時の騒音レベル

 新型VAIO Zでは、放熱強化のために薄型で冷却効率の高いファンを新たに採用している。そこで、VAIO Zをデスクに置き、一定の距離から騒音計で動作時の騒音レベルを計測してみた。

 騒音計のマイクは、使用時におけるユーザーの耳の位置を
想定し、ボディ中央から約30センチ離し、設置面から約50センチの高さに固定している。室温は約23?24度、環境騒音は約28デシベル(A)で、周囲の雑音がほとんど聞こえない静かな環境で計測した。計測は、Windows 7の起動から30分間アイドルで放置した状態と、システムに高い負荷がかかる3DMark06のCPUテストを30分間実行し続けた状態の2パターンで行っている。

 VAIO Zの計測条件は発熱のテストと同様だ。ACアダプタを接続し、グラフィックス機能は外部GPUを利用している。「VAIOの設定」ではファン制御を3段階に調節できるが、初期設定の「バランス」(3段階の中間)とした。

 テスト結果は、新モデル2台が旧モデルより静かだった。VPCZ11AFJとVPCZ119FJ/Sはアイドル時にファンが低速で回転し、注意しなければファンノイズが気になることはない。エアコンなどの家電が動作している室内では、環境音にかき消されてしまうほどの回転音だった。もちろん、データストレージにSSDを採用しているため、ファンの回転音を除くと、ほぼ無音だ。

 一方、旧モデルのVGN-Z73FBはアイドル時でも新モデルより高速にファンを回し
ていたため、動作音が大きくなっている。それでも利用していて不快になるレベルではなく、十分静かだった。

 高負荷時ではファンが高速回転するため、3台の新旧モデルで騒音レベルに差は付かなかった。今回集めた3台は、ファンが高速回転することで風切り音は大きくなるものの、耳障りな異音が鳴るようなことはなかった。新型VAIO Zは高い放熱性に加えて、静音性についても不満がないといえる。

●“旧Z”の高いハードルを乗り越えた“新Z”

 2回に渡って新型VAIO Zをレビューしてきたが、その高い完成度にはうならされた。2008年に初代VAIO Z(VAIO type Z)が登場したとき、次の世代でこれを超えるフラッグシップモデルを生み出すのは難しいだろうと感じたが、それを見事に成就させた開発陣の苦労には敬意を表したい。

 切削加工のアルミを用いたボディデザイン、Core i5/i7やデュアル/クアッドSSD、NVIDIA GeForce GT 330Mを組み合わせた圧倒的なパフォーマンス、広色域かつフルHDにも対応する高品位なワイド液晶ディスプレイ、独自のサウンドチップやノイズキャンセリング機能など音へのこだわり、使いやすいバックライト付きキーボードとタ
ッチパッド、多くのユーザーにとって満足できるであろうバッテリー駆動時間、VAIO独自のソフトウェア群、そして優れた熱設計と、どこを見ても質が高く、VAIOの最上級モバイルノートPCにふさわしい風格がある。

 VAIO Zで1つ大きな問題を感じるとすれば、その豪華な仕様が跳ね返ってくる価格面だろう。店頭モデルの実売価格は24万円前後で、直販モデルの最低価格は15万9800円と意外に安いが、今回テストした機材の構成では31万6800円となり、直販モデルでハイエンドな構成にすると40万円を軽くオーバーしてしまう。しかし、同じボディサイズや重量の製品は数あれど、VAIO Zに匹敵するパフォーマンスが得られるモバイルノートPCは皆無なのだから、この価格には説得力がある。

 昨今はNetbookブームに続き、より高い性能をリーズナブルな価格で提供するCULVノートPCが国内外のメーカーから多数発売され、ここ2?3年でモバイルノートPCの価格は驚くほど下がったが、スペックが画一化しがちで面白みのある製品は逆に少なくなった印象も受ける。こうした中にあって、ハイエンド志向を極限まで追求したVAIO Zはキラリと光る存在だ。

 実際、これほどハイパフォーマンスなPC環境をどこへでも持ち出
せるという痛快な気分は、ほかではなかなか味わえない。パフォーマンスとモビリティの両方をハイエンドの水準で満たしてくれるノートPCが欲しいならば、VAIO Zは間違いなく購入候補の筆頭に挙げられる。【前橋豪(撮影:矢野渉)】

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引用元:水晶の意味、効果、パワーストーン、天然石、アクセサリの通販専門店/TOPページ

2011年2月24日木曜日

?8鉄 夏の青春18きっぷ旅?)吾妻線、噂の現場を歩く

 JRの普通列車に限り、乗り放題の青春18きっぷ。各駅停車ならではの場所へ行こう! というわけで、青春18きっぷの旅の2回目は、上野から高崎線を北上した。目的地は吾妻線。群馬県渋川市と同吾妻郡嬬恋村を結ぶ路線だ。嬬恋村といえばレタスなど高原野菜で知られている。酷暑の夏、嬬恋村ならきっと涼しいだろうと期待した。

【写真:幻の駅弁、日本一短いトンネル、ダムに沈む温泉――青春18きっぷの旅】

 もう1つ吾妻線と言えば「日本一短い鉄道トンネル」も有名だ。このトンネルは、昨年の政権交代で話題になった「八ツ場ダム」の工事関連で廃線になる予定。今のうちに観ておきたい。

●青春18きっぷとは?

 「青春18きっぷ」はJRの企画きっぷで、JR全線の普通列車(快速含む)の普通車自由席とJR西日本宮島フェリーに1日乗り放題になる。特急や急行列車には乗れないが、普通列車のグリーン車自由席であれば、グリーン券を別途購入すれば乗車できる(ただし、中央ライナー、青梅ライナー、マリンライナーなどは除く)。

 1万1500円で5回使えるため、1枚あたりの値段は2300円ということになる。1人で5日(5回)使ってもいいし(利用日が連続している必要はない)、同一行程であれば5人グループで日帰り旅行に使ってもいい。2人で2日(2回)ずつ使って残り1回を1人で日帰り旅行、という使い方も可能だ。

 「青春18きっぷ」という名前だが、年齢制限はないので大人でも子どもでも利用可能。ただし、利用できるのは年に3シーズンのみ。2010年の利用期間(発売期間)は以下の通りだ。春は2月20日?3月31日(発売期間:3月1日?4月10日)、夏は2010年7月20日?9月10日(利用期間:2010年7月1日 ? 8月31日)。2010年冬の利用期間は8月末現在まだ発表されていない。【編集部】

●始発列車で高崎へ。幻の駅弁を食べる

 普段の休日は昼まで寝ている父が、ゴルフに行く日はとっても早起きだった。朝寝が大好きだった私は、そんな父を不思議に思った。しかし、自分がその父の歳になって分かった。自分が好きなことのためなら早寝早起きが苦にならないんだなぁ。それだけ遊ぶ時間が貴重になったのかも……というわけで、朝4時に起きて始発列車に乗った。上野発05時13分の高崎線に乗ると、高崎駅到着は06時55分である。もっとも約1時間半の車中は居眠りの連続だったが、この居眠りもまた心地よい。

 一番列車に乗った理由は、吾妻線の運行本数が少ないから。途中下車して見物するなら、なるべく早めに現地入りしないと日帰りは不可能なのだ。そしてもう1つの理由は、高崎駅で販売される幻の駅弁、「上州の朝がゆ」を食べるため。おかゆの駅弁が買えるのはおそらく全国でここだけでだろう。朝だけ販売、しかも数量限定なので、日中の旅行者はまずお目にかかれない。だから幻の駅弁というわけだ。午前7時、改札の外で開いたばかりの駅弁屋さんで入手できた。

 吾妻線は上越線の渋川から分岐する路線だ。しかしほとんどの列車は上越線に乗り入れて高崎駅から発着する。次の吾妻線の列車は07時25分。駅弁は列車内で食べたいけれど、発車を待ちきれずにホームのベンチでいただいた。なにしろ出来たてのおかゆだから、時間をおけば冷めてしまう。箱を開くと発泡スチロールの容器におかゆ。栗と干しエビが載っているだけのシンプルな内容。小さなパックには梅ペーストと漬物と塩の小袋が入っている。まずはおかゆを頂く。エビの旨味がほんのりとご飯に移っている。そしておかゆに温められた栗の甘さも楽しい。栗とエビがなくなったところで梅ペーストを混ぜて、最後に塩を振りかける。よく見ると、おかゆにはシラスも炊き込んであって良い味。これで350円とは良心的だ。

●車窓から関東平野の境界を探そう

 高崎から渋川までの車窓が楽しい。そろそろ関東平野の北限で、遠くに山並みが見えてくる。車窓右側は、平野と空の間に、ちょっと霞んだ赤城山が横たわる。反対側、左の車窓に視点を変えると榛名山へと続く山たちだ。渋川から吾妻線に入ると、どんどん山が迫ってきて、広大な関東平野の端になる。

 吾妻線の運行回数はだいたい1時間に1本。日中の普通列車はほとんど長野原草津口駅で折り返し。午後は終点の1つ手前の万座?鹿沢口まで行くのだが、大前行きは4往復しかない。もちろん単線で、閑散としたローカル線という印象だ。しかし沿線には温泉が多く、上野から万座?鹿沢口行きの特急「草津」が乗り入れる。今回は青春18きっぷの旅だから、地元の人々と同じ普通列車で旅をする。朝の下り列車にも関わらず、地元の人々で満席。温泉地への通勤や、中学や高校へ通う若い人が多い。女学生のおしゃべりで賑やかだ。

 渋川から2つめ、金島駅の停車時間はちょっと長い。すれ違いの列車を待つからだ。後ろの席の女学生たちが歓声を上げる。反対側のホームに友達を見つけたようだ。彼女もこちらに気づいたようで、手を振っている。その娘がハッとするような美少女だった。もうすこし見ていたいと思っていたのに、上り列車に視野をふさがれてしまった。

 平野のフチってどんな様子なんだろう。車窓を眺めていると、ホームセンターを通り過ぎたあたりで水田が終わり、むくりと小山が並び始める。よ?し、ここを関東平野のフチに決定! 平野と山岳の境界は森林があったりして曖昧なところが多いけれど、吾妻線は見事に「平野の端っこ」を見せてくれた。

●吾妻川に沿う車窓の美しさ

 次の祖母島(うばじま)駅を過ぎ、トンネルを越えたら左側に席を移そう。ここから列車は吾妻川に沿って進む。吾妻川は利根川の支流で、群馬県と長野県の境に水源がある。曲がりくねった川で、線路に寄り添ったり離れたりを繰り返す。川幅が狭い谷川のため、水量が増大した場合は急流となって災害になると懸念された。そこでこの地に国家的事業「八ツ場ダム(やんばダム)」が立案された。

 岩島駅を過ぎると左手に真っ白なコンクリートの建造物が見える。これは吾妻線の新ルートの橋げただ。八ツ場ダムの建設に伴って、川原湯温泉駅付近が水没する予定のため、岩島駅から長野原草津口駅までのルートを変更する。その工事が着々と進んでいる。長野原温泉口駅の手前にも新しいコンクリート橋が見えた。八ツ場ダムは2009年の政権交代で話題になった「政争の地」。新政権が税金の無駄遣いだと工事中止を決めたところである。これに対して住民が反発していることも報じられた。ダム工事自体は中止されているけれど、付帯設備の鉄道と道路の工事は続いているという。

 私はただの乗り鉄であって、政治を語る知恵もないし勉強もしていない。だからダム建設の是非については何も言えない。しかし、線路が付け替えられるとなれば無視できない。今の姿を見ておきたいし、新ルートがどうなるかも知っておきたい。そこで、八ツ場ダム事業の広報施設「やんば館」を訪ねることにした。Webサイトの略地図などによると、「やんば館」の位置は長野原草津口駅と川原湯温泉駅のちょうど中間地点らしい。両駅の鉄道営業距離は5.9km。さてどうしよう。酷暑の夏、ここまで来ても気温は30度を超えていた。

●炎天下、6kmを歩こうと決める

 長野原草津口駅には「駅レンタカー」を呼び出す専用電話があった。レンタカーは良いアイデアかもしれない。「やんば館」へ行き、さらに「日本一短いトンネル」も巡るならタクシーより安いだろう。しかし。私は今「青春18きっぷの旅」をしているのだ。なんとなく“クルマに乗ったら負け”ではないかと思う。悩みつつ長野原草津口駅の駅前を眺める。有名温泉地の最寄り駅だけあって、立派なバスターミナルが併設されている。バス停というよりも「バスの駅」という趣だ。昭和の温泉観光ブームという言葉が浮かぶ。

 そのとき、心地よい風が吹いた。太陽は照りつけているけれど、風は涼しい。「この風が吹くなら歩こう」と歩き出した。吾妻線と吾妻川に挟まれたこの道、国道145号線はGoogleマップによると「日本ロマンチック街道」と書かれている。長野県上田市から栃木県宇都宮市まで連なるルートとのこと。そんな道路の愛称まで表記するなんて、Googleマップはおちゃめだ……。

 太陽に照りつけられ、木陰でほっとして……と繰り返しながら延々と歩いていく。留守宅の民家の番犬に吠えられたり、トラックが巻き上げる誇りにむせたり。途中、農産物直売所を見つけて、そこの自販機で冷たいお茶とスポーツドリンクを購入。のどを冷やしながら吾妻川を覗いてみると、重機が1台だけ動いていた。「湖底」の地ならしは細々と続いているようだ。直売所のおじさんに尋ねると、やんば館まであと1キロちょっととのこと。道路標識の隣に電光掲示板があり、気温「33度」を示していた。

●「やんば館」に到着。しかし新ルートは……

 Tシャツは汗で色が変わり、ジーパンまで搾れそうなほどの汗だく状態。それでも歩く。目的地があるから気力は続く。廃線になる予定の鉄橋で写真を撮れば、気分転換にもなった。道のりのほとんどが下り坂でよかった。やがて上空に高くて長いコンクリート橋が見えてきた。あれも確か、八ツ場ダム問題で報道されていた橋である。テレビで見たときは橋桁だけだったけれど、その後、工事が進んで道路部分が組み上がったようだ。

 この橋をくぐり抜けたところに「やんば館」があった。入り口のそばにこの地域の模型があって、ダムと今の集落の位置関係が分かる。吾妻線の新ルートも表示されていた。車窓から見えた橋を渡った線路は、そのままトンネルに入る。長いトンネルを出て新しい川原湯温泉駅に着くと、また長いトンネルに入る。そのトンネルを出ると長野原草津口の橋に出る。つまり、新しいルートはほとんどトンネルの中で、現在のように景色を楽しめそうになかった。私がここまで歩いたルートも水没する予定になっている。忠実な番犬が居た家も、気さくなおじさんが居た野菜直売所も水没予定地であった。

 「やんば館」の展示物はダム建設の構想や経緯のパネルが主だ。そこには予定地の人々の反対運動と和解、そして葛藤についても紹介されている。この建物は2階がある。その階段には「2階には展示物はありません」の貼り紙があった。それならなぜ2階建てなんだろう。いずれ水没する建物だというのに……。私はダムの是非を語る立場にないけれど、こういう無駄も反対派のツッコミどころかもしれない。

 ダム問題はともかくとして、「やんば館」の駐車場では地元の人々が市を開いていた。冷たい水に浸かっているトマトが50円。「沈んでいる方が甘いよ」と言われ、腕を突っ込んで取り出した。かじると確かに甘い。私の太ももより大きな夕顔が300円。カンピョウの原料だが、細かく切って豚バラ肉と炒めてもうまいそうだ。残念ながら、徒歩の旅人には持ち帰れない。

●さらに歩いて「日本一短いトンネル」へ

 冷たいトマトに元気をもらい、さらに歩き続けて川原湯温泉駅に到着した。「やんば館」の見学時間も含めて、1時間半も歩いたことになる。駅舎で15分ほど休憩して、また歩き出した。次の目的地は「日本でもっとも短い鉄道トンネル」だ。場所は川原湯温泉駅から約2km。照りつける太陽と流れ続ける汗。今、私の身体は郵便局のテーブルに置いてあるスポンジのようだ。

 今までの道より木陰が多く、ちょっとだけラクだ。このあたりは吾妻渓谷と呼ばれており、吾妻川沿いには遊歩道も整備されている。でもそこまで降りたら、また上ってこなくてはいけない。黙々と歩き続けること約25分。歩道に小さく「樽沢隧道(日本一短いトンネル)」の看板があった。見上げればそこには確かにトンネル。もうすこし歩くと同じ看板があって、振り返ればそこもトンネルの入り口がある。確かに短い。時刻表を調べると、20分後に列車が通りそうだ。歩道に用意されていたベンチで休憩しつつ、その時を待った。

 大変な思いでここまで来たというのに、電車はあっさり通り過ぎた。でも、電車1両より短いトンネルの姿を見られたから満足だ。

 さあ、駅に戻ろう。ここまでは下り坂。つまり帰りは上り坂。最後の踏ん張りどころだ。駅まで行かなければ帰れない。今日は炎天下を約10km歩いた。電車なら約10分のところを2時間も歩く。うーむ、これって「鉄道の旅」と言えるのか……? でも、歩いただけの満足感はあったから、良しとしよう。

 真夏の吾妻線もよかったけれど、読者の皆さんには紅葉の頃がオススメ。夏の青春18きっぷシーズンは終わってしまったが、10月には鉄道の日記念「乗り放題きっぷ」が発売される。1枚あたりの価格はちょっと高くなるが、内容はほとんど同じだ。なおJR東日本高崎支社は、来年7月から吾妻線などで新型ジョイフルトレイン「リゾートやまどり」を運行させる予定だ。

●今回の電車賃

JR 青春18きっぷ 2300円(1回分)

●著者プロフィール:杉山淳一

 肉食系鉄道ライター(魚介類が苦手)にして、前世からの鉄道好き。生まれて間もなく、近所を走っていた東急池上線の後をついていったという逸話あり。曰く「いつもそばを走ってたから、あれが親だと思った」

 コンピューター系出版社でゲーム雑誌の広告営業を経験した後、フリーライターとなる。オンライン対戦ゲーム、フリーウェア、PCテクニカルライティングなどデジタル系の記事を専門とし、日本初のEスポーツライターとしてオンライン対戦ゲーム競技を啓蒙する。

 趣味は日本全国の鉄道路線探訪で、現在の路線踏破率は約8割。著書は『もっと知ればさらに面白い鉄道雑学256(リイド社)』『知れば知るほどおもしろい鉄道雑学157(リイド社)』『A列車で行こう8 公式ガイドブック(エンターブレイン)』など。


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引用元:売買 不動産 | 大分市